コラム : システムエンジニアの報酬相場

  IT関連
はじめに

SE(システムエンジニア)の報酬相場というは、難しい。

業界歴とスキルが必ず一致するわけではないので、他の業種以上に実力至上主義であるべきなのだが、そうなっていないあたりに日本のIT社会の悪い部分が出ている。

今回、非エンジニアにもわかるように言葉を尽くしたつもりだが、ツッコむ気になれば幾らでもツッコめる内容だと思う。

少しでも「起業家とSEのギャップ」を埋めたいという意識で書いているので、そこを考慮の上でコメントを補足してくれるとありがたい。

※ 本記事は筆者の考えが多く含まれる記事となってしまったため、「コラム」に分類いたしました。

自社の正社員として雇う場合(給与)

実際には「取得しているスキルが主流か」「資格があるか」なども報酬にかかわってくる部分であるが、起業家にとっては小さな部分だと思うので割愛した。

起業家にとって重要な「プロダクトの完成にどれだけ貢献できるか」「事業そのものへの技術的アドバイスが可能か」「ある程度、自走できる能力があるか」などを焦点にしている。

また、これは通常の開発会社の賃金であって、明日の保証のないベンチャーでは同じ金額や魅力で雇うことは出来ないだろう。

スキル感万円/月
・いわゆるロースキル
・適切な指示のもと、単純作業をこなすことが出来る
・IT知識はそれほど一般人と変わらない
・年功序列型IT企業だと、新入社員くらい
20~30
・作業者
・適切な指示のもと、自分の知識内なら問題解決出来る
・年功序列型IT企業だと、入社3~5年目くらい
30~40
・開発者
・適切な指示のもと、知識外の問題も調査・対処出来る
・年功序列型IT企業だと、入社5~10年目くらい
50~
・スペシャリスト or ゼネラリスト
・起業家に助言・相談し、適切な開発を検討出来る
・未知の領域に対し、様々なアプローチが出来る
・年功序列型IT企業だと、入社100年目くらい
100~
SESなどの人材派遣会社を利用する場合

自社で社員を雇うよりも、高くなることが普通。(正社員を雇用するリスクを肩代わりさせるため)

報酬とスキルが見合っていないことが↑のエンジニア以上に多いので、起業家にIT知識が無いのであれば、せいぜい作業者レベルを探すのに留めたほうが良い。(筆者の私見)

筆者の独断と偏見

色々と書いてみたが、結局のところ起業家が求めているタイプのエンジニアというのは「自走し、起業家と共に歩み、時に置いてけぼりにするようなエンジニア」だろう。

当然ながら、そこまでの人材というのはなかなかいないし、いたとしても適切な報酬を用意することは困難なはずだ。

そもそも彼らは高給取りというのを目指していないことも多く、かといって低賃金で雇用しようとすると怒る(当然だが)

優秀なCTOは優秀なCEOにしか従わない。

時の運も大いにあるので、あまり高望みはやめたほうがいいかもしれない。

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